今回は各年代のおススメ投資についてです。若すぎて投資できない子供の場合は親がしてやれることという視点で書いています。当サイトでは、自分という存在j自体が資産であると言っています。したがって、健康であることが最も優先されるべきことであるのは疑う余地がありません。
また、親が子供に出来ることは、子供にお金を残すことではなくて、子供に稼ぐ能力を身につけさせてあげることだと思います。
私たちに出来ること、本人が出来ることを若い順にみていきましょう。
未就学児
このタイミングでできる投資は親から子供の成長に関してのアプローチになります。
また、大学進学には結構な費用が掛かります(200万~1500万円)。
大学まで進学させてあげたいのであれば、子供が生まれたら、地道にためていきましょう。子供手当全額を貯金し、税控除の最大額である年8万円以下の学資保険に入ると、節税効果も高く、国公立の大学に行くのに十分な費用が貯められます。
3歳程度までは本当に何でも吸収します。英語はすんなり覚えてくれます。できる限り英語に触れられるようにしてあげましょう。英語が出来て当たり前の時代にいつかなります。
親が英語をしゃべれなくても、テレビやラジオ、CD,DVDなどを駆使すれば子供は身につけてくれます。FP嶋は子供に某有名ディズニー関係の英語教材を使っています。親も徐々に英語に慣れてきます。
楽しんでくれていますし、英単語も理解しています。本当にストレスなく覚えてくれますので、おすすめです。
英語はもちろんですが、日本語も重要です。とにかく話しかけてあげましょう。絵本なども良いです。近年はスマホ育児が良くないと言われだしていますが、起きている間中ずっと見させているというようなことになっていなければ、スマホで言葉と触れても問題ないです。
面倒みられる人がいる場合は絵本読んだり一緒に遊んであげればよいですが、どうしても一人で家事をしなくてはいけない。ということであればテレビ、スマホ、DVDの力を借りましょう。うちは家事の最中には英語DVDとipadが大活躍です。
健康という観点から見て、アレルギーなどになりやすくなるのも離乳期が重要だと言われています。最近は積極的に乳酸菌を飲ませる産科もあるそうです。少なくともマウスレベルでは離乳期に抗菌薬を使ったり、腸内細菌叢に問題があるとアレルギーになりやすいことが知られています (Sudo et al.,J Immunol, 1997, Oyama et al.,J Allergy Clin Immunol, 2001) 。
他にも1歳になるまでに保湿剤を定期的に塗っているとアレルギーになりにくいなども報告されています(Horimukai et al.,J Allergy Clin Immunol, 2014) 。
また、食物アレルギーが怖くて、タマゴや牛乳をあげない人もいるかもしれませんが、逆効果です!
口から入ってきた異物に対しては、経口免疫寛容という、もともと体に備わっている働きで、アレルギーになりにくくなります。
現在は、皮膚から入ってきた抗原に対してアレルギーが起こると考えられていますので、保湿などで皮膚のケアをしっかりして、食事は偏らずに様々なものを与えましょう。なお、1歳になるまでは絶対にハチミツはあげないように!ボツリヌス症を発症する可能性があります!
- 語学に触れさせよう!
- 好ましい常在菌と触れよう!(乳酸菌等。感染症以外での抗菌薬使用は避けよう!)
- 保湿はしっかり!
- 偏りのない食事を心がけましょう!
小学生
小学生のうちはまだまだ無限の可能性があります。ゲームなどに興味を持ち始めてたくさん遊ぶようになります。それ自体は問題ありません。
ただ、時間を決めてあげましょう。まだ時間管理は苦手ですので、外的に制限を加えてあげると良いと思います。毎日一定時間は遊んで、一定時間は勉強し、一定時間を習い事にあてる。時間管理の仕方を教えてあげましょう。
子供は無限の可能性を秘めていますので、スポーツや芸術を伸ばしてあげるのも良いと思います。特に体を動かすことや、指先に集中して動かす必要のある芸術分野などは、職業に出来なくても必ず将来の役に立ちます。
何か集中できるものを見つけてあげると良いでしょう。
また、少し早いと思われるかもしれませんが、将来の職業について一緒に考えてみたり、そのために何が必要か、働くということの尊さ、お金を得ることの難しさなども教えてあげましょう。
将来の目標を持ち、今やるべきことは何か?こういったことを考えられるように向けてあげると、自発的に学習へ取り組むようになっていきます。
有名な話ですが、イチロー選手の小学生の時の作文にはメジャーリーグの選手になるということと、そのために毎日練習をしているということが書かれています。
中学生
中学生ともなると自分の意志で色々と行動をとれるようになります。場合によっては第二反抗期とも呼べます。間違ったことでなければ、温かく見守ってあげましょう。
小学生までに時間管理を身につけさせていれば、適度に勉強して趣味にも時間を割けるようになっていると思います。
このくらいになると、挫折なども経験しだします。将来について考える良いきっかけにもなりますので、色々チャレンジさせてあげましょう。
- 自分で時間管理をできるように!
- 反抗期は見守ろう!
- 職業や金銭について考えよう!
高校生
高校生になったら、勉強だけは毎日やらせてあげてください。進路についても1年生のうちに話し合いましょう。早いところでは2年時に文系理系の選択があったりします。
当サイトでは高校時代、毎日2時間勉強すれば医学部にも行けると考えております。医学部でなくても大学入学は就職の選択肢を大幅に増やしますし、生涯賃金も増加させます。勉強にだけは親が介入し、続けさせましょう。国立医学部に行けるだけの学力があれば、ほぼすべての大学に行けます。
もう一つ重要な点は、アルバイトやボランティアなどで社会と接点を持たせてあげましょう。
狭い社会しか知らないで大学に進学するといろいろと不利益を被ることがあります。少なくても自分より年上の人と接する機会があると良いでしょう。
- 勉強時間を確保!
- 就職を考える!
- 社会と接点を持つ!
大学生
大学では、20歳になりますので国民年金を払いましょう。もしくは支払わずに学生特例で支払いを待ってもらいましょう。手続きをしておけば、国民年金を払っていなくても加入期間としてカウントされ、万が一の時にも年金給付対象になります。
大学生は学問が本分ですので、とにかく勉強してください。そのうえで、バイトやサークルに力を入れても良いです。
大学生になったら、クレジットカードを作りましょう。収入が無くても大学生は比較的審査に通りやすくカードを作れます。
ただ、このカードはほとんど使わないように!未使用でも3年も持っていればローンを組みやすくなるほど信用が付いてきます。
さらに、投資の勉強をしましょう。場合によっては少額のトレードをしても良いと思います。
大学生にもなると、大学で受けた講義のおかげで受験資格が生まれるような資格が出てきます。代表的なものは危険物取扱の甲種です。FP嶋も甲種危険物取扱者ですが、化学系の科目をたくさん取っていれば1~2年生で受験資格が得られます。
他にも簿記・FP等、就職時に役立つ資格もたくさんありますので、積極的に所得しましょう。
- 年金手続きを忘れない
- 勉強はしましょう
- バイト、サークル、大学生活を楽しもう
- クレジットカードを作っておきましょう
- 投資に触れましょう
- 資格を取ってみよう!
いかがでしたか?
一言でいうなら、とにかく勉強が重要です。最も勉強が必要なのは高校生だと思います。大学進学、学部選びは将来の仕事に直結するからです。
他のページでも紹介していますが、医師は非常に強い資格です。興味があるなら狙いましょう。医学部に入学できるくらいの学力があると、どのような学部であっても、自分の好きな大学に行けます。高校時代はコツコツ勉強し、興味のある学問を学べる大学に行きましょう。
高校生くらいからは積極的に将来自分が何をしたいのか意識していきましょう。
長い人生を決めるのは若い時に自分にどれだけ投資を出来たかです。勉強が面白くないってこともあるかもしれませんが、投資だと思って堪えてください。どうしても無理な場合はその他のスキルを磨きましょう。
親が出来るのはどの年代でもサポートだけです。少なくても金銭は計画的に貯めていきましょう。