2020年1~11月の太陽光発電収入の結果をお知らせします。
太陽光発電自体は下火になってきております。九州では発電抑制と言って、一部発電された電気を買い取ってもらえないという事態が起きています。
昨年分との比較も出しています。通常、太陽光パネルの劣化で、年1%程度減少すると言われています。
収益は?
2020年1月以降の分をまとめてお伝えします。
この11か月の利益は900,247円でした!
11月分は増収でした。±5%程度は許容範囲と思いますが、約17%増なので、良い値にみえます。
しかし、一昨年前は76,975円なので、昨年があまり発電できておらず、本年も曇りが多かったように思うので、実際は少なめなのかもしれません。
11月に入ってからは、あまり天気がぱっとせず…来月も減少傾向が見え隠れします。
ただ、昨年12月振込分もやや少なめの傾向があったことから、増収の可能性は十分にあります。
そろそろ1年の合計が意識される時期ですが、現在からの推測値では昨年を超えることは間違いなさそうです。
システムは?
パネル当たり295W で140枚設置しています。
295W × 140枚 = 41,300W
41kWの産業用太陽光発電でいわゆる低圧と呼ばれる分類に入ります。
売電価格は(21円+税)/kW したがって、2019年10月より23.1円で電気は買い取られております。
設置にはおおむね1000万円かかりました。
利益率は?
費用1000万円として年利を計算しています。大体、年利9%となっています。
ちなみに、費用は日本政策金融公庫から融資を受けています。融資を受けるのはなかなか大変ですが、まずは相談してみてください。その際、利益重視なのではなくて、国益のためだとか、社会のためだとか、しっかりと理念をもって取り組むことをアピールしてください。そこら辺のことは別記事に記載しています。
さらに、低圧の場合では、全量売電は出来なくなったので、50kw未満の低圧太陽光発電は投資として実質終了したと言えるでしょう。今後は高圧発電がメインの投資対象となっていきます。
今後、低圧発電は既に出回っている発電所の買取か、家等で使用しながら余剰売電を行うことになっています。また、災害時に使用できるよう非常時に使用可能なパワーコンディショナーであることも条件とされています。
その他のうまみ
私は太陽光発電を個人事業として運営しています。
したがって、住んでいる家を事務所として利用していますし、経理などをPCで行うため、PC関係の費用もすべて経費として扱っています。
つまり、所得を適正な値にすることができています。
税金を安くするという点も加味すれば、実際の利益はさらに上がってきます。
雇われで、給与所得の人は、こういった面も加味して太陽光発電の導入を考えてみてはいかがですか?
既に個人事業主だという方は、他の投資を考えられた方が良いと思います。