iDeCo運用実績！2025年4月（92ヶ月目）

FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。

FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。

iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。

FP嶋はiDeCo歴が92ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。

表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。

iDeCoの設定

トランプ関税相場で市場が大荒れですね。今後どうなるかわかりませんが、前回のトランプ大統領時代も同じように最初は振り回されて、後半はおとなしくなっていったので、皆が慣れるまでは荒れるでしょう。

荒れたせいで利益もだいぶ減りましたが、利確していた分を利用して、仕込めるチャンスと考えを変えて拾っています。

さて、今月も振り返って日経を見てみましょう

先月分

ということで、やはり動き始めましたね！下方向で正解のようです。ただまぁトレンドライン、チャネルラインの幅の割には、小幅で上側に滞留しているので本格的な下落とは呼べないような感じです。やはり、35000を割るところまでいかないと下げてるなーという雰囲気にはならないかもしれませんね。

賃上げの流れは続いているので、相対的に円の価値は下がっているので、それが下支えになってレンジになっているのかも…って見方もできるので、実質下げてるかも。まぁ日経買うなら35000以下で入りたい。早くて4月かな…

ってことで、もう少し見です。

そして今月

大きく下げましたね！予想通りではありますが、こんなに下げるとは正直思っていませんでした。

一気に、赤いラインまで行って戻ってきましたが、もともと想定していた下限ラインが今度は天井になったかのように跳ね返されているので、今後3万-35000位をうろうろするのかもしれません。一方、35000を超えられるようなら35000-37000でレンジ組んだりする可能性もありますね。

私は、予定通り35000を割ったので、急落したタイミングで定期預金に入れていた10%分を日経とsp500の商品に移しました。

今後も下落傾向が続くようであれば徐々に定期預金をリスク資産に移していく予定です。

利益は出ている？

2025年4月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、1,283,998円です。

掛金の合計額は、1,128,000円ですので、13.83 %程度の利益が出ています。7年8月運用しておりますので、年利に直すと1.7%程度です。最近は誤差が大きくなってきましたが、こちらは単純に資産額を掛金合計で割った利益に対して、年利に変換したものです。

月々増加する積立額に対しての運用益という意味での、純粋な資産増としては年利4%程度になっているものと思われます。

また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。

iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。

実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。

1,128,000円　×　20%　＝　225,600円

したがって、これまでの利益は

1,283,998円　＋　225,600円　‐　1,128,000円　＝　381,598円

となります。これは、33.83%程度の利益が出ていることになります。

年利に換算するとほぼ3.87%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。

今後も報告していきます！

iDeCoって怖いのかな？

怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう！

iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。

私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。

その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。

おすすめの比率は株式50：債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。

2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。

また2023年に入り、日経が3万円に入ったところで、一旦、日本株系投信は利確し、エントリータイミングをはかるうえで、定期預金に多くのお金を入れています。

このペースで行くと・・・？

コロナが始まったころに一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。

運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。

60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。

長期投資はとにかく早く始めることが重要です。社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。

30代～40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。

50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。

FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。

松井証券

• 厳選商品のみ！
• 低信託報酬！最大で0.82%程度！
• eMAXIS Slim　バランス型がある

マネックス証券

• パッシブもアクティブもある
• 少なすぎず多すぎない商品数
• eMAXIS Slim　バランス型がある
• ロボアドバイザーが使える

楽天証券

• 商品数多め
• 楽天スーパーポイントで投資信託が買える！
• やや信託報酬は高め

SBI証券

• 商品数が多い
• eMAXIS Slim　バランス型がある
• 信託報酬が安いものが多い