iDeCoの優位性について前回紹介しました。今回はiDeCoでオススメの金融機関を紹介します。

iDeCoに向いてる金融機関って?

iDeCoには開設時と毎月の維持費、入金に費用が必要でした。

iDeCoにかかる費用
  • 資格取得費 2,829円(初回のみ)
  • 払込費用 積立時 171 ~629円/毎 非積立時 66~524円/毎
  • 受け取り時 440円

したがって、iDeCoを始めるにあたって上記のうち、払込費用が安いことが重要になります。

2019年3/26日現在での払込費用が最も安い金融機関が以下のとおりになります。

表の金融機関は必要最低限の手数料しかとられません。他にもいくつかの金融機関で手数料が無いのですが、預入額が50万円以上などの条件があるため、この表には載っておりません。

この中のどれがいいの…?

7社に絞られましたが、まだ迷ってしまいますね。この先は自分の好みというのもあるかと思いますが、もう少し絞り込めるように詳細を見てみましょう。

各社の特徴が見えてきましたね。商品数が違います。

ここでいう商品とは、投資信託の種類ということになりますが、基本的には厳選されたものしかありません。というのもiDeCoでは現在選べる商品の最多が83ですが、今後5年程度で3~35本におさめなければなりません。したがって、SBI証券 iDeCoの最多も今後減少していきます。つまり、良いものだけを残すようになっていきます。KDDIアセットマネジメントは5本と最少ですが1本は元本保証型の定期預金ですので、実質4本ですべて複合型パッシブ2本とアクティブ2本しかありません。

パッシブ、アクティブについての詳細は別の記事に記載しますが、ざっくりいうと、パッシブは指標連動型で平均的利回り、アクティブは個別銘柄を選定し平均を上回るように努力しているものです(必ず上回るわけではない)。

ちなみにFP嶋は開設当時に手数料が安いところが少なかった為、楽天証券を利用しております。今はだいぶ手数料の安い会社が増えていますので、今後も手数料が安い金融機関は増えていくと思います。

さて、この中でどれが良いのかというと、FP嶋の考えでは松井証券、マネックス証券、楽天証券、SBI証券になります。

この4つの中ならどれがいい?

さて、だいぶ絞られてきましたが、どの会社が良いのでしょうか。ここから先は好みにも依存するかと思いますが、さらに詳しく見ていきましょう。

と、その前に、投資信託商品を考える上で、重要なコストについてお伝えします。

投資信託は、プロが色々と戦略を練っていますので、手数料が必要になってきます。この手数料のことを信託報酬といいます。より手間のかかるアクティブ型で高く、指標連動型のパッシブでは低い傾向にあります。

信託報酬は投資信託の成績の良し悪しにかかわらず、常にかかってきます。儲かっていても損失が出ていても取られてしまうため、低ければ低いほど良いと考えていいでしょう。

それでは信託報酬のことも踏まえて、4社の傾向を見てみましょう。

松井証券

  • 厳選された商品しかない!
  • 信託報酬が低いものが多い
  • 最も高い信託報酬でも0.8208%
  • 大体パッシブ型

非常に良い商品が厳選されていて、好印象です。最も高い信託報酬でも0.8%程度と、実に堅実で利用者にやさしいです。特に選べる本数が少ないというのは、投資に慣れていない人でも困らないでしょう。さらに、1本で様々な資産に分散投資が可能な「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」があるのが良い点です。迷ったらこの商品だけでiDeCo運用してもいいと思います。

悪い点を挙げるとしたら、選べる本数が少ないため、投資経験者には物足りないかもしれません。また、アクティブ型はほぼないので、少し攻めた運用をしたい方には物足りないでしょう。

マネックス証券

  • パッシブもアクティブも揃っている。
  • 少なすぎず、多すぎない商品数
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)もある
  • ロボアドバイザーが使える

非常にバランスの取れた商品の取り揃え具合です。特に「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」もあるのは良い点です。アクティブ商品も適度にあるため、投資経験者でも選ぶ楽しみがあると思います。

マネックス証券で特筆すべき点は「ロボアドバイザー」が使える点でしょうか。

ロボアドバイザーとはアンケートに答えると、どのような商品の分散具合にすれば、自身が考えるリスク許容度に適したポートフォリオになるかを提案してくれるシステムです

投資初心者から上級者まで幅広く受け入れてくれる金融機関です。FP嶋はマネックス証券を一番おすすめしたいです。

楽天証券

  • 商品数が多め
  • パッシブもアクティブもある
  • やや信託報酬の高い商品が多い
  • 楽天証券の口座が魅力

楽天は取り扱い商品が32本と上限の35本に近いため、選ぶ楽しみがあります。ただ、信託報酬が他社の同戦略のものより高かったりします。この点はややマイナスでしょうか。しかし、うまくアクティブ商品を組み込むことで高利率を狙えるのも事実です。投資経験者には楽しいでしょう。

もう一点、楽天証券の良いところは、iDeCo外の楽天証券利用の敷居が下がることです。

楽天証券は楽天スーパーポイントで投資信託を購入することが出来ます。つまり、楽天で何かを買って得られたポイントで投資をすることが出来ます。節約と同時に投資ができる点で楽天証券はオススメです。

ただ、手間を惜しまなければ楽天証券は証券購入に使って、iDeCoは別会社ということももちろん可能です。

楽天証券

SBI証券

  • 商品数が最多
  • パッシブもアクティブも選び放題(いずれ最大35本になります)
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)もある
  • 信託報酬の安いものが多い

非常に多くの商品から選べるのが魅力です。投資経験者には十分楽しめるでしょう。一方で初心者向けの「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」もありますので、安心して利用できると思います。

SBI証券は多数の商品が魅力なのですが、今後35本以下に減少していくはずです。そうなったとき他の証券会社と商品数で差が出せるのか判断に迷うところです。おそらく信託報酬のことを考えると「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」のような商品は残るとは思うのですが…この先が読めない点はややマイナスでしょうか。

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まとめ

投資の経験がない・苦手、投資に時間かけたくないという方は松井証券 マネックス証券

iDeCoでも投資の楽しみを味わいたいという人は楽天証券かSBI証券 iDeCoが良いと思います。

FP嶋は現在、楽天証券を利用してiDeCoを行っていますが、今から始めるのであれば、上記の4つから選ぶと思います。楽天証券は信託報酬の高いものが多いので、ほったらかしにしがちなiDeCoにはやや不向きな印象です。iDeCoに移管手数料さえなければ移すかもしれません。

みなさんの参考になれば幸いです。

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