FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が63ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2021/11掛金より変更・反映は12月分から)
- 国内株式:24%
- 国内債券:11%
- 外国株式:20%
- 外国債券:17%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:7%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:4%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:48%
- 国内債券:6%
- 外国株式:5%
- 外国債券:9%
- 海外REIT:1%
- 国内外株式:5%
- コモディティ:1%
- バランス型:7%
- ターゲットイヤー型:1%
- 定期預金:18%
最近は交通事故系のニュースが多い気がします。車通勤、子持ちとしては、割と身近なことでもあるので気にかけていますが、なかなか無くならないですね。 少なくとも横断歩道で人を~っていうのは免許持ってるなら当たり前に止まれるようにして欲しいですね。
では、今月も日経平均の振り返りから行きましょう。
先月の予定通り上抜けてきてくれて利益もだいぶ伸びてきました。ただ、少し重くなってきてしまったので、年内に3万円に届かないかもな~ 利確少し早くしちゃおうかな~ っていう迷いが生じてきてしまっています。
先月分
反転するだろうと思っていた27270円付近の抵抗線をかる~く抜けていってしまいました(泣)
想定自体はしていましたが、こうもあっさり抜けられると悔しい限り。下は25540付近の抵抗帯にあたって戻ってきていますね。現在はこの2つの抵抗帯の間でもみ合っていると理解されると思います
ただ、上値の27270円抵抗帯に対してアセンディングトライアングルになっているので上抜けることを期待しています。
下よりは上に抜けやすい状態だと考えていますが、もみ合い高値圏にいますし、この2年の半値あたりに相当する位置なので、結構読むのが難しい状態。まぁ25000円を割り込んで来たら、再度買い入れを行う予定でいます。
当面は3万円付近に来た時に利確をするのが目標です。
そして今月
先月アセンディングトライアングルになってますと言っていたところは予想通り上抜けてきてくれました。現在は紫色の下降トレンドラインの際にいます。
短期の上昇波動の終点あたりかな~とも思いますので、一旦27300付近の抵抗帯まで下げてくるかもしれないし、現在値付近でレンジを作って紫トレンドラインを上に抜けてくるパターンもあるのかな・・・
正直今難しいところ。 25000付近から持っている人はいったん利確しても良いかもしませんね。 私は30000狙っているので、まだ保有予定です。ただ、年内が目標だったので場合によっては来月の報告までに利確をしているかもしれません。
利益は出ている?
2022年11月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、863,507円です。
掛金の合計額は、756,000円ですので、14.22 %程度の利益が出ています。5年3月運用しておりますので、年利に直すと2.56%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度ではあります。今月はなぜか急に伸びました。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
756,000円 × 20% = 151,200円
したがって、これまでの利益は
863,507円 + 151,200円 ‐ 756,000円 = 258,707円
となります。これは、34.22%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ5.77%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
先月はものすご~く減ったので、その反動もあってか今月の値は大きくなりました。 今までの掛け金に対して3割程度の利益と言われると結構大きくないですか?まぁ5年以上かかってはいますけど、多くの人はサラリーマンを40年近くやるわけですから単純に2倍位の利益が出る可能性もあるわけですよね。
やらなきゃ損。 ただし、利益が大量に出た場合、受取時の退職金控除で控除されきれずに、これまでに受けてきた控除分が税金として取られる可能性はあります。 まぁそうはいっても、控除されている分をず~っと投資に回せるというのは非常に強い部分です。
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い