毎年年末と言えば、所得が確定する時期です。

ふるさと納税を行えば、間違いなくお得です。

今回はふるさと納税を利用した、節税方法のうち、最も効率よく節約できる方法を載せてみます。

ふるさと納税とは?

まずはふるさと納税の仕組みから見ていきましょう。

ふるさと納税とは、三つの意義があるとされています。

ふるさと納税の三つの意義
  • 納税者が寄付先を選べる!税金の利用方法を選んだりすることが出来て、税に対して意識してもらうことが重要
  • 今住んでいる地域だけでなく、生まれた土地、育った土地、成長した土地、応援したい土地、などなど様々な理由で地方環境をサポートできる
  • 納税される側が、地場産品や地域の取り組みなどを紹介することができる

本来あるべき姿上記三つです。特に税金の利用方法を指定できるのは良いと思います。

例えば、普通に過ごしていたら自分の所属する自治体に納税することになりますが、自分の自治体にふるさと納税することで、自分の納めた税金の利用方法を指定することができます。

これって、ものすごく画期的な制度だと思います。

どうしてお得なの?

ここですよね。納税先を選んで、用途を決められても、結局納税額は変わってません。

お得なのには訳があります。

返礼品がもらえる!からです。

同じ納税するなら、自治体や、用途を指定出来て、欲しいものも貰えちゃう。こんなに良い制度はありません。

一時は返礼品の過剰競争があって、制度の目的と異なる状態になっていましたし、納税する側も欲しいもので選んだりしますので、すべてがうまくいっているわけではないでしょう。

そうであっても、被災地の支援や、自分の生まれ故郷に頑張ってほしいという人は一定数いるでしょうし、ふるさと納税してもらうために、努力する自治体が増えれば国益にも繋がります。

そういった意味でも素晴らしい制度だと思います。そこで、さらにお得になる方法もFP的には考えるわけです。

制度の概要を知ろう!

ふるさと納税は、納税です!

当たり前のことを言っていますが、つまり、本来納めるべき税額から引かれるということ!

全額が引かれるわけではないのが注意点ですが、必要なのは2000円だけ。それを超える分は上限額まで全額控除されます!

つまり、5万円ふるさと納税したら、48,000円が控除されます。それにプラスして返礼品がもらえます。

では上限を見ていきましょう

ふるさと納税の上限額計算

所得税

所得税の控除は

控除額 = (ふるさと納税額 - 2,000円) × 所得税率

総所得金額の40%が限度額です。

住民税

住民税は翌年引かれる分が減少します。

住民税控除額 =  (ふるさと納税額 - 2,000円) × 10%

総所得金額の30%が限度額です。

特例分と呼ばれるものもあります

特例分控除額 =  (ふるさと納税額 - 2,000円) ×(100% - 10%(基本分)ー所得税の税率)

住民税所得割額の2割を超えない場合は子の式で計算します。

特例分が住民税所得割額の2割を超える場合は

特例分(20%超)控除額 =  住民税所得割額 × 20%

ここまでくると、控除額の割合が減少してしまうので、無理にふるさと納税しすぎないように注意しましょう。

目安は以下の表を参考にしてください。単位は円

税額は給与所得によって変わるので、目安です。350万円の給与所得がある人は34,000円になります。表から単純に考えると35,000円となりそうですが、微妙に違います。これは累進課税、所得控除額の計算方法等の微妙な差から完全な線形にならないためです。

500万円から750万円でもふるさと納税額の上限が倍近く違ってきますし、2000万円クラスになると相当乖離してきます。

詳しく計算したい人は、総務省のページに、控除額の計算シートがあります。

ふるさと納税の仕方

ふるさと納税をいくらすればよいか大体把握できたと思いますので、どのようにすればよいか見てみましょう。

簡単にふるさと納税するには、ふるさと納税のサイトから行うのが簡単です。

有名なサイトは楽天、ANAのふるさと納税、さとふる、ふるなび、ふるさとチョイスあたりでしょう。

こういったサイトからふるさと納税したい自治体、もしくは返礼品を選んで、代金を支払います。

贈られてきた返礼品と同時、または別個に、以下のような寄付金証明書が入ってきます。

他にもふるさと納税ワンストップ特例申請書が送られてくるはずです。

5団体まではワンストップ特例で、確定申告無しに、ふるさと納税の特例を利用できます。

6団体以上または、その他の控除申請がある方は、確定申告を行ってください。

これで、翌年度の住民税は軽減されます。簡単ですね。

どのサイトを使うのが良いの?

ふるさと納税のサイトはたくさんあります。どのサイトが良いかというと、FP嶋のおすすめは楽天です。

その理由は様々なポイントサービスがあることと、複数の条件を達成していると、ポイントがたくさんたまるからです。

しかも、楽天のポイントは投資することが可能です。

納税して、還元されたポイントでさらに投資を行える。これはとても効率的です。

まずは楽天カードを作りましょう。

楽天カードを使って納税すると楽天ポイントが倍になります。さらに、プレミアムカードやゴールドカードにすると4倍になります。

例えば年会費11,000円のプレミアムカードの場合を考えてみましょう。

まず、ふるさと納税するうえで楽天会員になります。これでポイント倍、楽天カードで2倍、プレミアムカードで2倍の計5倍になります。

通常1%分のポイントが付きますので、1万円のふるさと納税をした場合、500円分のポイントが付きます!

したがって、4万円分の納税をしたら、自己負担分2000円分のポイントが付与されます。つまり、返礼品分まるまるお得になります!

年収400万円位の人から、楽天プレミアムカードでまるまるお得ですね。

まだまだある楽天ポイントのすごさ!

楽天ポイントの倍率ですが、実はもっと色々とつきます。これをすべて使うととんでもなくお得になります!

どんなものがあるか見てみましょう。

楽天ポイントの倍率

赤字は割と簡単に実現できるもの、青は検討の余地ありなものです。

楽天カードとプレミアム・ゴールドは重複しますので、プレミアム・ゴールドカードは4倍ということになります。

例えば、保険や、電気、スマホを楽天モバイル にして、楽天銀行引き落としの楽天カードにしてしまえば非常に簡単にポイントが9.5倍です。お米などの生活に欠かせないものを楽天市場アプリで買えば10倍も達成できます。

楽天エナジー

もし、この状態になっていたら月に1万円以上が使用されていますので、ポイントで1000円位もらえます。そのうちの半分を楽天証券の投資信託に回せばさらに+1倍されて11倍のポイントを取得できます。

この状態で、10万円のふるさと納税をしたとしましょう。なんと1万1千円分のポイントが戻ってきます。

楽天カードでふるさと納税しないなんて、なんともったいない事か。。。

旅行に楽天トラベルを使えば、さらに+1倍となりますし、ほぼすべてを楽天にしてしまうとポイントがものすごくたまって生活が楽になり、余裕資金をさらに投資に回せるようになりますね。

しかも楽天は時々ポイントアップキャンペーンをやっていますので、そのタイミングでふるさと納税をすればさらにポイントキャッシュバックが得られるます!

直近だと12/11の1:59分までショップ買い回りキャンペーンで最大9倍のポイントが付きます。

ふるさと納税するなら今がチャンスですよ!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事