今回はFXを始めるうえで悩みどころの口座開設について考えてみようと思います。

FXって?

ざっくりいうと、外貨を売買して利益を得るための投資の一つです。

副業と呼ぶのは難しいですが、努力次第で安定的な利益を狙えますし、利益の得やすい時間帯が日本のサラリーマンの終業後16:00~25:00時くらいであるのもおススメできる理由の一つです。

副収入を得るためには取り組みやすいと思います。FXについて当サイトでも何度か取り上げておりますので参照してみてください。

基本的に口座開設は20歳以上ですが、親権者の同意のもとであれば18歳から始められるところもあります。

FX口座選び

FXを始めるにはまずFX口座を開設する必要があります。

今はだいぶ簡単に開設することができるようになっています。多くの会社でスマホで写真を撮ってメール送信すればマイナンバーや本人確認書類は提出できます。

その後、審査を受けて、通れば口座が開設されます。いくつかの口座を開設していますが、審査に落ちたことは無いので、20歳以上であれば通常大丈夫だと思います。

まず、どの会社でも必要になる口座開設のための書類等を準備しましょう。以下のようなものが必要になります。

口座開設に必要な書類等
  • 写真付き本人確認書類 :マイナンバーカード最強、免許証、パスポート
  • 写真無し本人確認書類 :住民票(マイナンバー入れると良い)、保険証、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書、印鑑証明書
  • マイナンバー :マイナンバーカード最強、マイナンバー入り住民票、マイナンバー通知カード

これらのうちいくつかの書類を組み合わせて提出するよう求められます。

一般的にはマイナンバーと本人確認が行われます。

本人確認は写真付きであれば1つでよい場合が多いですが、保険証のような写真無しの場合は2つ要求されることもあります。

ここで気にしてほしいこととして、マイナンバーカードがあります。これは本当に役に立つカードです。通知カードしかもっていない人も多くいますが、これを機に持っていないならマイナンバーカードを作りましょう。

マイナンバーカードは住民票等をコンビニで半額でいつでも取ることができる点が便利なうえに、FXで収入を得た際に行わなくてはならない確定申告自宅で行うことができるようになります。

個人情報の観点から作らないという方も多いそうですが、メリットのほうが大きいと思いますので、作りましょう。むしろFXやるなら必須だと思います。

ただ、マイナンバーカードは作るのに少し時間がかかります。早くて2週間遅いと1月~2月待つことになります。早めに申し込みましょう。

おすすめ口座

手続きが同じとなってくると、目的や運用資産などで開設すべき口座が変わってきます。

私なんかは目的に応じて複数の口座を開設していたりしますので、これから始めようという方も複数口座を持つのもありだと思います。

どういった取引をしたいのか、気にすべき点を見てみましょう。

口座を選ぶ際に考えるべき点はこのようなものがあります。

投資資金量

まず投資資金量ですが、こちらは10万円以上かどうかが1つの目安になると思います。

なぜかというと、会社ごとに取引最低通貨単位が異なるからです。1通貨から取引可能な会社もあれば、1000通貨単位だったり1万通貨単位だったりします。

国内FX講座ではレバレッジが25倍ですので、1ドル=110円の時、1通貨なら証拠金は5円あれば大丈夫ですが、1000通貨なら証拠金は4,400円必要ですし、1万通貨なら44,000円必要です。

実際の取引時に25倍のレバレッジを掛けると逆行した際に、即、証拠金が足りなくなってしまいます。

したがって、取引通貨量はレバレッジを10倍程度に余裕をもって行うべきなのですが、それを考えると、最低取引通貨数が1万通貨の場合は10万円以上の投資資金が妥当です。

そんなにお金がないよ!っという人は1通貨から取引可能な会社もありますので、そちらをおすすめします。また、多くの会社では1000通貨が最低取引通貨数になっています。1~5万円でも十分にFXは始められます。

スワップ

スワップとは取引通貨間の金利差による利息を言います。低金利国通貨で高金利国の通貨を買った場合、金利差がプラスなので、多くのスワップを取得することができます。通常、毎日付与されます。

しかし、通常は金利が高い国は利子による通貨供給が多くなるため、総資金量が増えてしまい通貨価値は下落します。したがって、本来であれば、1年後は金利差分価格が下落するはずなのですが、需給バランスや、景気の違いで必ずしもそうならないのがFXです。

そのため、スワップでコツコツ増やそうという方法も考えられます。

そういった戦略で投資をする場合は貰えるスワップが高い口座を開設するのが良いでしょう。

取引手数料

スプレッドとも呼ばれ、売買をする際にはらう手数料です。国内の口座で主要国通貨を扱う場合はほとんど気にならないレベルです。それでも、0.1pipsか0.2pipsかは倍違うとも見れますので、スキャルピングのような1日に何度も取引するトレードを目指す方は、とにかく安いところを使いましょう。

通貨ペア

通貨ペアによって、取引手数料や、スワップ、1日の変動幅、その日その日のエントリータイミングの善し悪しが変わります。

たくさんあれば良いというわけでもありませんが、多ければ多いほどトレードチャンスは増加します。

また、ポーランドズロチ・ユーロのような逆相関スワップ取引をしたいようであれば使える口座は限られます。

また、高スワップ通貨のペソやリラも取り扱える口座は限られています。

一方、ドル、ユーロ、円、ポンドなどの主要な通貨はほとんどの口座で取引できます。

主要通貨しかトレードしないというのであれば、他のメリットで比較するのが良いでしょう。

取引頻度

取引頻度はその名の通り、どのくらい取引をするのかということですが、海外口座などはスキャルピング禁止のところもあります。

少額で長期保有のつもりであれば、海外口座はレバレッジが高く設定できますので有利です。

一方、短期取引を繰り返したいなら国内口座のほうが手数料が安く済みますので、おすすめです。

こういったことを踏まえて、自分のスタンスにあった口座を選びましょう。

FXと税金

利益が出たら当然税金を納める必要があります。

国内口座ではFXは20%の課税となっています。

一方、海外口座は雑所得扱いになってしまうため、その人の総所得で変動します。

表面上の所得税はなかなか酷いものがありますが、控除額のおかげで実はそんなにひどくありません。4000万円超の方々はどんどん苦しくなりますが・・・

所得税率はこの表のとおりですが、住民税10%が入ってきますので、実際は+10%です。

また、実際の計算には様々な控除がありますので、実際10%の所得税を取られるためには450~750万円程度の給与所得が必要です。給与所得が450万円以下の人は国内口座のほうが税率が高いです

ただし、メリットとして、赤字は3年間繰り越せるので、負けていても必ず確定申告をしましょう。もちろん勝っていても申告は必須です。

逆に言うと、給与所得+海外口座収入が700万以下になりそうであれば、海外口座でも税率は変わりません。仮想通貨などでも雑所得扱いなので、上記の金額以下までは変わりません。

つまり、資産が少ないうちは海外口座、資金が大きくなったら国内口座がベストと言えるでしょう。

あまり気にしないということであれば、国内口座がおすすめです。

さて、今回は口座選びという点で見てきました。

これから始めるという人はしっかり自分に合った口座を選んでいきましょう!

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