グーグルアドセンスの話

2019年5月26日 2019年10月24日

FPshima

今回はFP嶋がグーグルアドセンスの審査を通るまでの話です。

アフィリエイト等のネット広告収入の一つグーグルアドセンスは審査に通過しなくては使えません。

巷では様々なことが言われています。私の見解をお示しします。

ネット広告事業は副業の一つとして今では活発に行われています。儲けが出ている人はほとんどいないようですが、挑戦してみるのも良いでしょう。そんな方に少しでも役に立てれば幸いです。

グーグルアドセンスとは

まずは、グーグルアドセンスがどのようなものなのか知りましょう。

グーグルアドセンスとはGoogle（グーグル）が提供している、サイト運営者に向けた広告事業のことです。

つまり、ブログ等を運営して広告成果があればグーグルから広告料を受け取ることのできるサービスです。

しかも、グーグルが配信する広告は自動で選ばれ、かつ、選ばれる広告は通常最適化されたものが表示されます。すなわち、見ている人が気にする広告が表示されます。したがって、サイト運営者は広告についてあれこれ悩む必要はなく、サイトの運営に集中することができます。

しかしながら、この広告を使えるようにするためには、グーグルの審査を受けて合格しなくてはいけません。

どのようなサイトでもグーグルアドセンスを使えるわけではないのです。グーグルがこのサイトなら広告を載せる価値があるなと判断してくれなければなりません。

どのようなサイトが求められている？

少なくともグーグルがだめだと思っているサイトでないことが条件です。これはグーグルのポリシーに沿う必要があることを示唆しています。

「グーグルアドセンス　ポリシー」などと検索すれば出てくると思いますが、私が気を付けたアドセンスポリシーで私の解釈を書いていきます。

1．クリックや表示を促してはならない

つまり、運営側が「クリックしてください！」等と表現してはならないということです。「ボタンを押すように」などの誘導も良くないと考えられます。儲けたいのはわかりますが、サイト閲覧者の利益が大きいサイトが好まれますので、運営者の利益は結果としてついてくるものでなければいけません。

これは、気を付けていれば簡単にクリアできるものです。

2．コンテンツポリシーに抵触してはならない

これも通常のサイト運営では問題ないと思います。「グーグルアドセンス　コンテンツポリシー」と検索すれば一覧が出てきます。

意識しないと引っかかってしまうものを挙げてみます。

中傷・威嚇　：他人に対して攻撃的な文章は好ましくありません。運営者にその気がなくても問題視されることがあります。不特定多数の方が見ることを意識しましょう。
差別　：本人が意識していなくても周りが使っている、歴史的に使われてきた表現などで実は差別用語なんてこともあります。日頃の意識が重要かもしれません。
言葉遣い　：過度に下品でなければ良いとされていますが、どこまで大丈夫なのかわかりません。この点は接客業に長く携わった経験が活きている気がします。丁寧語大事。
法的に問題のある行為　：これに関しては、気を付けなくても大丈夫のような気がしますが、例えばPCやプログラム関係の記事でハッキング等についてポジティブな発言をしてはいけないということです。通常問題になることはないと思います。
酒・タバコ・処方薬の販売　：販売しなければOKですが、不用意に触れるのは避けたほうが良いと思います。
報酬付広告　：報酬を約束して広告等を宣伝しないこと。どこまでアウトかわかりませんが、ポイントサイトへの誘導もダメなので、結構厳しいのかなと思います。
著作権違反　：法に触れていますので、改めて説明するまでもありませんが、意外と著作権のある写真だと気づかずに使ってしまうなどは起こりうると思います。気を付けましょう。

社会のためになるような記事を書こうとしているのであれば、基本的には簡単にクリアできると思います。しかし、自分の身に起こったことを書くタイプのブログなどでは、そんなつもりがなくても禁止事項に触れてしまうかもしれません。投稿する前に、記事を読んで不快になる人がいないか見直す癖をつけましょう。