FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が55ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2021/11掛金より変更・反映は12月分から)
- 国内株式:24%
- 国内債券:11%
- 外国株式:20%
- 外国債券:17%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:7%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:4%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:16%
- 国内債券:6%
- 外国株式:4%
- 外国債券:8%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:1%
- コモディティ:1%
- バランス型:6%
- ターゲットイヤー型:0%
- 定期預金:57%
日経の動きが激しいですね。下げてあげて~っと、ウクライナ情勢もあって、暫くは不安定な動きが続くかもしれません。
予定通り下げてきたので、買い入れました。そこからさらに下がって反発したところ…ですが、利確する位置でも無し、また、買い入れるほどの位置でもないので、またしばらく見です。
先月分
結果的に言えば下げました!まぁちょっと買い入れたので少し残念ですが、想定内。もともといたチャネルに帰ってきました。考えられるパターンは青矢印の2パターンかなと思っています。
1つはトライアングル内に戻って値幅の収縮期に入るもの
もう1つはこのまま元の下落チャネルに戻って下げていくもの。
値幅的に見るなら下のチャネルに到達していないので、下げ余地はたっぷりあるように見えます。特に節目だった27000円も割れこんだことから本格的な下降トレンドに入ってもおかしくないかなというところ。
コロナ禍で素人さんが大量に日本株に手を出しているでしょうから、そろそろ売り時!っと考える玄人さんたちにカモにされているのかもしれませんね。
当面の目標は25000円に到達してしまうのか否かというところかと思います。ただ、3月決算期も控えていますので、本格的に動くのは3~5月でしょうか。まだまだ見で、25000円まで下げるなら買い入れます!
そして今月
ものすごい下げからの大反発をしましたね。チャネルを少し過ぎましたが許容範囲ないでしょうか。
先月分から2回買い入れを行っています。1回は先月の記事の頃。もう1回はチャネル下限タッチ位の位置。
そして、買い入れをした時点の日経平均の値は超えているので、利益が出てはいるのですが、利確するような位置でもないので、暫く保有しようと思っています。
ただ、下落チャネル内にいるので、もっとすごい下げを見せる可能性も加味しないといけないかなぁという気持ちがあります。
しかしながら、ウクライナ問題が解決した後、先行き不安が解消されて世界的に株高が起きる可能性も否定できません。
したがって、まだまだ見… 上昇チャネルが出来た!ってなった後に利確タイミングを考える感じになるでしょうね。
利益は出ている?
2022年3月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、726,735円です。
掛金の合計額は、660,000円ですので、10.11 %程度の利益が出ています。4年7月運用しておりますので、年利に直すと2.12%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度で、2020年3月の大底からV字回復を見せていましたが、最近は停滞気味。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
660,000円 × 20% = 132,000円
したがって、これまでの利益は
726,735円 + 132,000円 ‐ 660,000円 = 198,735円
となります。これは、30.11%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ5.91%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
今月の掛け金分増えていないので、3月期はややマイナスというところ。4月以降はどうなりますかね。
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い