FP嶋は太陽光発電機を所有・稼働しています。2018年7月からなので、まだ一年たっていないのですが、ここまでやってきた感じから、今後の見通しなどについても紹介します。

結論から言うと、産業用で新規はあまりうまみはないのかなと思いますが、FP嶋のように個人事業として税金のことを考えて導入するということであれば一つの手かもしれません。自宅用なら積極的に入れるべきかなと思います。

太陽光発電って?

太陽の力を使って発電をするシステムです。太陽はさまざまな波長の光を出しています。

太陽光はエネルギーをたくさん持っていますので、様々なものを励起可能です。実際、自然界でも太陽光は使われています。有名なところでは光合成ですね。植物は太陽光を吸収して、二酸化炭素から糖を合成しています。その際、二酸化炭素からとれる酸素が地球上に満たされて、我々は正常な呼吸が出来ています。

余談でしたが、太陽光発電も原理は一緒です。光合成は色素を使って光からエネルギーを取り出していましたが、太陽光発電では半導体を使って光エネルギーで電子を励起し、電気を取り出します。

太陽光発電で儲かる仕組みは?

太陽光発電によって得られた電気を各地域の電力会社に買い取ってもらいます。

この際、買取が20年続くというのが太陽光発電(産業用)の良いところです。自宅用は10年だけです。

つまり、20年は電気が売れ続けます。買取価格は20年間固定価格です。したがって、安定した収入が見込めます。

買い取り額は?

制度が始まったばかりのころは43.2円でしたが、どんどん下がって、FP嶋が導入したタイミングでは21円、2019年では14円になる予定です。同時に太陽光パネルの値段も下がってきていますので、安定した収入が得られるのは事実です。ただ昔ほど儲かりません。

消費税が含まれる

太陽光発電の実際の買い取り額には消費税がかかります。21円で販売するなら、実際は22.68円ということになります。つまり、順当に行って2019年に消費税が10%になると23.21円が実際の買い取り額になります。これから導入する場合には14円が15.4円になるわけですね。

太陽光の導入価格は下がってきています。元手が十分にあるのであれば、投資としては比較的安全でよい面もあると思います。

利回りは?

8~10%が多いようです。これから導入するなら11%~を目指すほうが良いかなと思います。

太陽光は導入すべき?

難しいところです。

まず、自宅に設置するのであれば、つけるほうが良いと思います。その際、蓄電機を付けると良いでしょう。災害時にも電気が使えて非常に良いです。

儲けはあまり出ませんが、自宅で使用する電気の一部を賄うことが出来ますので、相対的に支出が減って儲けが出ます。

産業用は正直導入すべきではないように思います。

理由は一部地域で出力抑制が起きているからです。

出力抑制とは要は電気を買い取らないということなので、儲けが減ってしまいます。また、電気の売却価格も年々減少してきています。今から売電で黒字を出そうと思うのであれば、発電システム総額の値段が出来る限り低くなるようにしないと、赤字になってしまうかもしれません。

個人事業化するなら導入もあり

売電は個人事業とすることが出来ます。

特に個人事業は継続的な収入があるべきとされていますので、働かずに収入が安定しているという点でメリットです。事業として運営すれば、様々なものを経費に出来ますので、事業化を考えているなら導入はありです。

まとめ

  • これから家を建てる人は導入すべき!
  • 事業として、経費を申請したいなら導入もあり!
  • 産業用として運営するなら出力抑制のある九州は外せ!

結論としては、導入は見送りがベストかなと思います。

お金が有り余っているということなら導入もありでしょう。

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