FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が58ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2021/11掛金より変更・反映は12月分から)
- 国内株式:24%
- 国内債券:11%
- 外国株式:20%
- 外国債券:17%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:7%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:4%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:15%
- 国内債券:7%
- 外国株式:4%
- 外国債券:9%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:1%
- コモディティ:1%
- バランス型:6%
- ターゲットイヤー型:1%
- 定期預金:55%
誤入金問題は決済代行業者の立替でなんとかほぼ回収とのことですが、振り込まれた側は不当利得が確定したことになるので、翌年の税金がえぐい事になりますね。ほんとにオンラインカジノで、すっちゃってたら税金払えず破産も出来ず、税金を払い続けるだけの人生になってしまいそうです。
使い込み自体はもちろん良くないことですが、原因は誤入金なんで、役所側の問題もわかるように改善してもらいたいですね。
さて、日経平均は買い入れても良さそうな値になっているのですが、わかりにくいですね。
いつものように振り返りから始めます。
先月分
今回のチャートは2日足で出しています。というのも、最安値、最高値、目標地点を丁度良く見える足にしたかったので。トレーディングビューはこちらの好きな時間足を作れるので、とても便利。ちょっと宣伝。
先月はオレンジ矢印で、どちらに行くのか?と注目していたのですが、下落方向に戻ってきたので、暫く下落が続くかなと考えています。そこで、このタイミングでこの位置なら次の買い増しをしようというポイントについて考えてみます。
ズバリ8月の下落を狙っています!8月は夏枯れといってお盆頃の市場がほとんど動かない時期の前後で株価が下がる現象が起きることがあります。
現在は新しくできている紫の急角度チャネルと、以前からあった下落のチャネルの下限とがクロスしそうな位置に、丁度高安値の半値が来ます。また、安値から高値までの期間を1とした時にフィボナッチ比である1.618にあたるタイミングでもあるので、注目しています。
もし本当にこの位置にこのタイミングで来たら少し大きめに買い入れを行いたいですね。一部は短期で売り抜けて、残りは長期保有という目線です。
まぁ予想なんて外れてなんぼですから期待しないでくださいね。もちろん今の値から上昇する可能性も十分にありますから。その場合は、3月末の高値を更新できるかどうかがカギになります。
そして今月
チャネルの効きが悪くなってきているので、書き直す必要があるかな~っと思ってきています。まぁ狙いの8月のポイントまでくるかもしれないという思いはまだありますが、前回安値で丁度止まっていて、その前の高値もそこそこの位置にいたので、この位のレンジが続くのであれば、上に抜けてくる可能性も十分出てきたかな~という印象。
したがって、今日付で日本株系の投信に買いの発注をかけます。さて、吉と出るか凶と出るか。どうしても時間差が出てしまうので、約定する頃には上がっている可能性も…
これまでにも伝えている通り下げ余地はまだまだありますので自己責任でお願いします。
利益は出ている?
2022年6 月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、751,508円です。
掛金の合計額は、696,000円ですので、7.98 %程度の利益が出ています。4年10月運用しておりますので、年利に直すと1.6%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度で、2020年3月の大底からV字回復を見せていましたが、最近は停滞気味。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
696,000円 × 20% = 139,200円
したがって、これまでの利益は
751,508円 + 139,200円 ‐ 696,000円 = 194,708円
となります。これは、27.98%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ5.23%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
しかし、今月もあまり伸びていません。まぁレンジ的な動きをしているので、毎日増減していて、たまたま安値の日に報告しているので増えていないように見えるという事もありますが、利益はしっかり出ているので、良いと思います。
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い