FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。

FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。

iDeCoのシステムおすすめの口座については別の記事をご覧ください。

FP嶋はiDeCo歴が33ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。

表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。

iDeCoの設定

iDeCoの設定
  • 口座:楽天証券
  • 掛金:12,000円/月
  • 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
  • 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)

アセットアロケーション(現在の掛金に対する)

  • 国内株式:23%
  • 外国株式:10%
  • 国内外株式:6%
  • バランス型:9%
  • 国内債券:10%
  • 外国債券:15%
  • ターゲットイヤー型:3%
  • コモディティ:2%
  • 海外REIT:2%
  • 定期預金:20%

アセットアロケーション(保有資産に対する)

  • 国内株式:54%
  • 外国株式:17%
  • 国内外株式:5%
  • バランス型:4%
  • 国内債券:4%
  • 外国債券:5%
  • ターゲットイヤー型:3%
  • 海外REIT1%
  • 定期預金:7%

現在の掛け金はバランスよくこれまでよりは債券を多めにしております。その理由はコロナショックで株が下げているから

長期で考えると、iDeCoに選ばれる投資信託の多くは右肩上がりになりますが、当然一時的な減少は避けられません。そこで、FP嶋は損失が10%以上出ているところに定期預金から資産を移動し、リバランスを行っております。最近の荒れ相場で、株式に対して、少しずつ定期預金から買い増しています。

昨年末の利益分は一部を定期預金に移しました。これは正解でした。

また、コロナショックで安くなったタイミングで、一部定期預金を株式に移しました。これも今のところあたっています。

今月は、海外株式の回復が国内に比べ遅いので、海外株式のインデックス投信に定期預金から資産を移動しました。国内株式は既に黒字水準まで戻しています。コロナショックは本当に一時的でした。

しかし、今後コロナショックで落ちた株価は一時的に回復しますが、この期間の経済的損失の影響が決算として見えてくるのは、次の4半期の決算になります。

したがって、4-6月の決算、6-9月の決算でまた株価は下げてくることが予想されますので、全力で株に回すのは避けています。具体的には定期預金に20%国債の比率も25%とやや守備的な割合にしています。

リバランスは年に1回程度で十分ですが、それすらも面倒な人は「eMAXIS Slim バランス型(8資産均等型)」のような、1商品で分散できるもので運用すると良いと思います。

その場合は利益が出たら定期預金に移し、損失が出てきたら定期預金から資金を入れていってください。

利益は出ている?

2020年5月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、383,315円です。

掛金の合計額は、396,000円ですので、3.2 %程度の損失が出ています。2年9月運用しておりますので、年利に直すと-1.8%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度で、先月より2%程度回復しています。

先月・先々月はだいぶマイナスでしたから、結構な回復をしてきました。

また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。

iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。

実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。

396,000円 × 20% = 79,200円

したがって、これまでの利益は

383,315円 + 79,200円 ‐ 396,000円 = 66,515

となります。これは、16.8%程度の利益が出ていることになります。

年利に換算するとほぼ5.8%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。

先々月の暴落をみて少し怖い気がしましたが、先月・今月分を見て大丈夫と言えるところまで戻ってきていると言えるでしょう。むしろ安いタイミングで、定期預金から国内株インデックス投信を拾えたのは美味しいとしか言えません。

iDeCoって怖いのかな?

怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!

iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。

私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考えています。

株の冷え込みが落ち着くまで、定期預金の比率を高めに設定し、徐々に株を買い増していきます。60歳時点で黒字ならいいわけですから。

おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。

今回の下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。

このペースで行くと・・・?

少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。

運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。

  • 掛金合計:5,472,000円
  • 予測資産合計:7,743,460円
  • 還付税額:1,094,400円
  • 総計:8,837,860

60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。

長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。

30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。

50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。

FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。

松井証券

  • 厳選商品のみ!
  • 低信託報酬!最大で0.82%程度!

マネックス証券

  • パッシブもアクティブもある
  • 少なすぎず多すぎない商品数
  • eMAXIS Slim バランス型がある
  • ロボアドバイザーが使える

楽天証券

楽天証券
  • 商品数多め
  • 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
  • やや信託報酬は高め

SBI証券

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券
  • 商品数が多い
  • eMAXIS Slim バランス型がある
  • 信託報酬が安いものが多い

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