FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が48ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する)
- 国内株式:21%
- 国内債券:10%
- 外国株式:14%
- 外国債券:15%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:6%
- コモディティ:2%
- バランス型:9%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:18%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:4%
- 国内債券:6%
- 外国株式:2%
- 外国債券:8%
- 海外REIT:1%
- 国内外株式:0%
- コモディティ:1%
- バランス型:6%
- ターゲットイヤー型:0%
- 定期預金:73%
現在の掛け金はバランスよく、2020年3月頃までよりは債券を多めにしております。その理由はコロナショックの時の債権の強さを再認識したため
長期で考えると、iDeCoに選ばれる投資信託の多くは右肩上がりになりますが、当然一時的な減少は避けられません。そこで、FP嶋は損失が10%以上出ているところに定期預金から資産を移動し、リバランスを行っております。
これまでにお伝えしているように、ほとんどの投信は利確しています。
その結果、定期預金割合が73%とだいぶ偏っています。
日経は下落トレンドを未だ出ておらず、チャネル的には下限あたり。もっと下抜けてくる可能性もある。っと書いていたのですが、菅さんが総裁選不出馬を表明したとたんに下落トレンドが終了しました。
当時はドル円チャート見ていたので驚きました。10:55分だったか11:55分頃だったと思います。ローソク足が急に飛んだので何事かと思って検索してみると、ニュースになっておりました。総理やめると言ったら日経が上がるなんて、菅さん可哀そう。
コロナの時期でなければ、種苗法、携帯料金引き下げ、デジタル庁(だったっけ)やらなにやら。ワクチンも精力的に普及した功績はなかなかのもの。もう5割近い人が打ってますからね。
過去を振り返れば、ふるさと納税なんかも貢献してますし、FP的観点から見たら素晴らしい成果を残されています。
研究者目線からすると、コロナ対応はイマイチだった感は否めません。。。なんにせよ、お疲れさまでした。難しい局面でしたので仕方ない事です。そもそも、コロナ対応は菅さん以前から悪かったのでね。
さて、脱線しましたが、日経上昇によって私は相対的に損しました(泣)まぁ、数値的には黒字なので良し。
以下が現在の日経の様子です。下落のチャネルを超えてきたのがわかります。ただ、この先上昇を続けるのか、下落に転じるのかはまだわかりません。よって、現在のスタンスは変えず、もうしばらく値動きを見ていきます。
先月分
ついに27000円を割ってきました。チャネルの下限に触れてきているので、来週は反発するかもしれませんが、まだまだ下落トレンド中。じっと待ちます。
上記が先月のタイミングですが、ここで買ってしまえばよかったですね。残念。
矢印のような形で推移するなら一部を日本株投信に移そうと思います。ただ、ヨコヨコっとレンジが続いて入るタイミングを逃しつつ上昇していく可能性もあるかなぁとも思いますので、今から入るにはちょっと怖いですね。
利益は出ている?
2021年9月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、663,827円です。
掛金の合計額は、588,000円ですので、12.9 %程度の利益が出ています。4年1月運用しておりますので、年利に直すと3.02%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度で、2020年3月の大底からV字回復を見せています。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
588,000円 × 20% = 117,600円
したがって、これまでの利益は
663,827円 + 117,600円 ‐ 588,000円 = 193,427円
となります。これは、32.9%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ7.21%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
2020年3月の暴落をみて少し怖い気がしましたが、その後の動きを見て大丈夫と言えるところまで戻ってきていると言えるでしょう。むしろ安いタイミングで、定期預金から国内株インデックス投信を拾えたのは美味しいとしか言えません。
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い