
FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が95ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:20,000円
12,000円/月(2024年12月改正で2万円に変更) - 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2024/3月分より)
- 国内株式:10%
- 国内債券:1%
- 外国株式:23%
- 外国債券:7%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:11%
- コモディティ:2%
- バランス型:9%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:32%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:2%
- 国内債券:12%
- 外国株式:0%
- 外国債券:12%
- 海外REIT:0%
- 国内外株式:0%
- コモディティ:0%
- バランス型:1%
- ターゲットイヤー型:0%
- 定期預金:72%
参院選が終わって与党が負けたけど、野党もまばらに伸びて、混迷。
選挙の席に取ると見せかけて「辞めない!」って言ったそばから、やっぱりやめます宣言。
関税15%で落ち着いたことも相まって、外貨も相場も荒れる。石破首相、最後まで迷惑でした…
利益の出ているところはいったん全部定期預金に移しました!
先月分

前回お知らせしていたずれた枠分のあたりを天井に、アセンディングトライアングルを形成して、上抜け。
黄色○のとこを目指すのだろうけど、そこを抜けるか反発するのか。
まぁ日経は既に売却済みなので、傍観。
下げてくれないと何もできないよ!SP500も最高値という事なので一旦外国株式系も利確発注です。
そして今月

前回丸を付けていたところは抜けましたが戻して横横。その後、関税15%合意と、石破さんやめるってよっていう流れで日経爆上げ。最高値を目指す流れに。
こうなってくると、上昇の流れを意識する必要がありますが、利確済みなので、傍観するしかないわけです。すんなり上がるのか、はたまた…
まぁ下げたら買おう位のスタンスで。年内は待ちかもしれません。
利益は出ている?
2025年7月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、1,420,114円です。
掛金の合計額は、1,188,000円ですので、19.54 %程度の利益が出ています。7年11月運用しておりますので、年利に直すと2.28%程度です。最近は誤差が大きくなってきましたが、こちらは単純に資産額を掛金合計で割った利益に対して、年利に変換したものです。
月々増加する積立額に対しての運用益という意味での、純粋な資産増としては年利4%程度になっているものと思われます。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
1,188,000円 × 20% = 237,600円
したがって、これまでの利益は
1,420,114円 + 237,600円 ‐ 1,188,000円 = 469,714円
となります。これは、39.54%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ4.23%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
今後も報告していきます!
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
また2023年に入り、日経が3万円に入ったところで、一旦、日本株系投信は利確し、エントリータイミングをはかるうえで、定期預金に多くのお金を入れています。
このペースで行くと・・・?
コロナが始まったころに一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券

- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い