車通勤なので、公道を毎日走っていますが、道路交通法守らない車両が多い事、多い事…

車間つめ過ぎじゃない?って車も多いのですが、

自分が車間詰められた上にクラクションや、ハイビームその他の危険行為を受けた時のお話です。

FP嶋が伝えたいこと
  • ドラレコは必須
  • あおられた時こそ冷静に!
  • 警察は動いてくれるけど明確な違反か事故が無いと妨害運転罪は適用されない
  • 裁判は面倒
  • 精神的なダメージにも保険が使えて、弁護士特約も利用可能
交通事故の示談交渉等は、経験豊富な専門家に相談しましょう。

クラクションの大きな音が出ます。視聴の際は気を付けて下さい。

実際にあおり運転にあった話

2023年 初夏の早朝にあおり運転はおきました。

神奈川県某所の自動車道を走行していると、本線上に、遅い車がいたので、追い越し車線に入りました。

追い越し車線の、前を走っていたトラックが本線に戻るまでに、あおり運転を行ったトラックが違法な速度で車間を詰めてきました。

その後、前走トラックが本線に戻った後、前走トラックは制限速度上限付近で走っており、かつ、私とともに並走するようになり、後続あおり運転トラックに、車線をまたぐような位置を走られたので、身動きが取れませんでした。

その後、あおりトラックは左側追い越しを仕掛けますが、結局また、私の後ろに入ってきて、ハイビームを付けたうえで車間を詰めてきます。

幸い、本線の車両が左に車線変更したタイミングで本線に戻ることが出来ました。

が!あおり運転トラックは、私の車両を追い越し後に、直前にウィンカーなしで割り込み、ブレーキを踏むという危険行為を行いました。

その後、トラックは速度を上げ消えて行きました… この間約5分でした。

実際のドラレコ映像もあるので、気になる方は見てみてください。ただ、企業名がわからないように厚めにモザイク処理しております。

あおり運転はやめましょう

あおり運転は絶対にやめましょう!

危ないですし、私にあおり運転をした方は失職しました。

解雇なのか、自己都合退職なのか、わかりませんが… のちのち出会う相手方代理人が言うには、本件を問い合わせたら辞めたと言っておりました。嘘かもしれません。あおり運転するような人ですし、そのような人を雇っている会社ですので。

あおり運転は厳罰化されており、免許停止も含め、極めて重い罰が待っています。今回はあおり運転ではあるものの、事故が起きていないことから個々の違反に対する行政罰と、民事では損害賠償の支払いが行われました。

あおり運転を受けてしまったら…

速やかに警察に連絡しましょう。万が一、路上に止められるようなことがあったのであれば、キーロックをして絶対に車から出ないでください。

また、あおり運転の極端なものに巻き込まれると、精神的に疲弊します。同じ道を通った時に、「またあおり運転に合うんじゃないか…」や、「当時のことを思い出すと寝付けない…」などなど、少しでも思ってしまうようであれば、「損害」を受けています。したがって、保険会社に連絡しましょう。そのうえで精神科や、眠れないようであれば、睡眠外来などに行ってみましょう。

いわゆる任意保険は、車に傷がついたり、車自体に何かが起きていないと使えないと思われがちですが、「契約範囲内の対象に損害」が出ていれば補償対象です。(契約内容に依存します)非接触事故などと同等と考えられるでしょう。

相手が運送業者だったので、悪質と判断し、会社相手に内容証明郵便を送りました。内容証明郵便は、訴訟を起こした時に、こちらからはこんなアプローチをしました。という証拠になります。

内容はざっくりこんな感じ

内容証明の概要
  • 貴社保有トラックにあおり運転を受けたよ
  • 不法行為には賠償が必要 (民法709条)
  • 職員による不法行為は使用者責任がある (民法715条)
  • こちらの要望 (安全運転の講習をしろ)
  • 損害賠償の振込口座
  • 振込期日
  • 振り込まれなかった場合の対応
  • 個人情報の取り扱いの要望

反応がなかったので、警察に相談しました。

警察への相談は、最寄りの警察署に行くのでも良いと思いますが、私は現場付近の警察署のホームページの問い合わせってところから、「どこどこであおり運転を受けたので相談したい。ドラレコあります」と記入したところ、数日後に該当道路を管轄する警察から連絡が来ました。

この後、想像もしてなかったほどの長い戦いの沼にはまっていきます…続きは別記事

あおり運転を受けたらやることは、

あおり運転を受けてしまったら
  • ドラレコ動画の保全
  • 警察へ連絡
  • 保険会社に連絡
  • 眠れなかったり、運転が怖くなったら迷わずカウンセリングなり受けましょう

例えば、急ブレーキなどでむちうちになってしまった場合なんかを考えてもらうとわかるかもしれませんが、「車がぶつかる必要は無い」となると、相手があおり運転をしてきた際に、「恐怖」を感じれば、こちらには精神的損害が出ているので、「事故」と呼べそうです。ただし、ドラレコや精神科への通院、カウンセリング等の客観的な証拠が必要となりそうです。

次回は警察編

弁護士特約

弁護士特約とは、保険につけられるオプションのひとつで、弁護士費用、訴訟費用等を保険で賄える制度です。

通常、相手側との交渉は保険会社が行ってくれますが、こちらに全く非が無いような0:100の追突事故のような場合には、保険会社は何もしてくれません!というか、過失がないので補償するものがなく、何も出来ないのです。

そんな時でも適切に対応してくれるのが弁護士、慰謝料等も過去の判例から適切に見積もってくれます。

交通事故の示談交渉等は、経験豊富な専門家に相談しましょう。
交通事故の示談交渉等は、経験豊富な専門家に相談しましょう。
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