FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が76ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2023/7月分より)
- 国内株式:4%
- 国内債券:4%
- 外国株式:20%
- 外国債券:14%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:6%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:35%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:3%
- 国内債券:16%
- 外国株式:8%
- 外国債券:13%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:5%
- コモディティ:1%
- バランス型:7%
- ターゲットイヤー型:1%
- 定期預金:44%
想定通り、レンジ相場になってきました。
このままいけば、問題なく想定内の流れですが、政治とカネの問題の動き次第では来年はとても荒れそうですね...
それでは、先月分の振り返りから始めましょう。
先月分
予定していた利確ポイント33000円まで来たので利確しました。投信なので、10%はつきませんでしたが、そこそこの利益になりました。嬉しいですね。
上げてきたのですが、この水準より上に簡単に抜けるのはイメージできないので、揉んで横に移動していくか、下落するのが自然かな~という読みです。
下方向に予想範囲を超えてしまっていましたが、年内の終値は予想範囲内に収まりそうかな?
来月の更新時にどうなっているか…32000前後で報告できればきっと収まる感じでしょう。
そして今月
利確後に緩やかに上げてから32000強まで下落して、約1000円の値動きで推移。
もうすぐ大納会なんで、恐らく32000-33000の赤枠付近に落ち着くかな?っといった状態。
すでに、日経平均投信は持っていないので、下げてくれるまで待ちなのですが、政治とカネの大問題で、来年はちょっと怖いところもありますね。特に、民主党などの野党が政権奪取して、消費税を暫く止めます!みたいなことしたら、大きく税収は減って、日本大ピンチ!ってなってもおかしくないので…
まぁ少なくても、裏金づくりしていた議員たちは逮捕なり起訴なりされて、公民権失って欲しいものですが、彼らは汚い生き物なので、抜け道はしっかり残されていて、罰されるのは会計担当者で議員には及ばない…みたいなことが平気で起こりそうな世の中です。
子育て行政は良い方向に行くかもしれませんが、迷走するうえに、中止されたりして恩恵うけられない人が出たりと、将来のビジョンが描けませんね。それが一番少子化に影響与えてると思うので、安定した成長性のある社会を目指して欲しいものです。 少し脱線しました。
利益は出ている?
2023年12月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、1,058,478円です。
掛金の合計額は、912,000円ですので、16.1 %程度の利益が出ています。6年4月運用しておりますので、年利に直すと2.38%程度です。最近は誤差が大きくなってきましたが、こちらは単純に資産額を掛金合計で割った利益に対して、年利に変換したものです。
月々増加する積立額に対しての運用益という意味での、純粋な資産増としては年利5%程度になっているものと思われます。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
912,000円 × 20% = 182,400円
したがって、これまでの利益は
1,058,478円 + 182,400円 ‐ 912,000円 = 328,878円
となります。これは、36.1%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ5%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
退職する頃はいったいいくらくらいになっていることでしょうか… 楽しみです!
今後も報告していきます!
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
また2023年に入り、日経が3万円に入ったところで、一旦、日本株系投信は利確し、エントリータイミングをはかるうえで、定期預金に多くのお金を入れています。
このペースで行くと・・・?
コロナが始まったころに一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い