FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が65ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2021/11掛金より変更・反映は12月分から)
- 国内株式:24%
- 国内債券:11%
- 外国株式:20%
- 外国債券:17%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:7%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:4%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:52%
- 国内債券:6%
- 外国株式:6%
- 外国債券:9%
- 海外REIT:1%
- 国内外株式:5%
- コモディティ:1%
- バランス型:7%
- ターゲットイヤー型:1%
- 定期預金:12%
2023年に入りました!地道に投資を続けてそこそこの資産が形成されてきていると感じております。
さて本年は、新たにSBIでもつみたてをはじめようと思っていますので、そちらの報告についてもアップしていこうかと考えています。
また、こちらで解説している日経ですが、これまでの解析で使っていたライン等を1回消して再度書き直しました。が、見やすくなったかというとそうでもないなという印象。
というのも、結局今の時点での解析というのは過去のチャートから記述しますので、結局見えるようになってはっきり意識されている部分等に線を引くと沢山描かれてしまうという問題があります… まぁ今現在で見えるはっきりしたところは今後もアクションが見られるかと思うので無駄ではないと思います。
当たるも当たらぬもどうなることかわかりませんし、あくまでも参考として見てください。では、今月も先月分の振り返りから入ります
先月分
先月予想の通り一旦レンジを組んでから下げてきて、黒田バズーカによって大幅下落。
昨年からの下落トレンドまでは行きませんでしたが、今年の下落トレンド内までは戻ってきてしまいました。
ただ、上昇トレンド内(白く色のついたエリア)にも入っているので、暫くは25000-28000位の間をうろうろするかもしれません。
丁度良いタイミングなので、私は買い増ししちゃいました。
そして今月
2023年一発目は書き直しから…という事で、まずは水平線と 大きい目の見方で書けるトレンド・チャネルラインを引いてみました。その結果、今後を占ううえでとても重要な位置にいます。
1/22の週の週足が陽線であれば、割と明るい2023年が待っていそう。陰線であっても25550や24500付近で戻ってくることが出来れば25000~30000の年になるかなという予想でいます。週足出て2023年に3万を超えられれば景気回復が見えてくるかも。
日銀さんが利率を上げるふりをするだけで円高に進むというミラクルコントロールを見せたので、どうなることか… 物価高も少し抑制されたにもかかわらず一部企業はそこそこ大き目の賃上げを発表しているので、景気回復していくことは間違いないのですが… 利上げが来ると株価はそこまで上がっていかないかも…と
政策面、チャート面でもどちらも判断難しいところ。決算期を迎えていたり、利上げが来れば銀行系の株価が強くなる可能性も考えられるので、株で攻めるならそういったところでしょうか。
私は今年は上げてくると睨んでいますので、今後も25000~26000付近では日本株系の投信を積んでいこうと考えています。
利益は出ている?
2023年1月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、851,511円です。
掛金の合計額は、780,000円ですので、9.17 %程度の利益が出ています。5年5月運用しておりますので、年利に直すと1.63%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度ではあります。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
780,000円 × 20% = 156,000円
したがって、これまでの利益は
851,511円 + 156,000円 ‐ 780,000円 = 227,511円
となります。これは、29.17%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ4.84%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
今月は黒田さんのゼロ金利政策本当にやめないよっていう逆サプライズで株価持ち直し、円高方向への進行が緩やかにと、口先介入だけで良くこれだけコントロールできるなと… 逆に関心です
今後も株価は横ばい傾向なのかな~というところ。 賃上げ来ると良いですね!
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い