
FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が61ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2021/11掛金より変更・反映は12月分から)
- 国内株式:24%
- 国内債券:11%
- 外国株式:20%
- 外国債券:17%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:7%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:4%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:41%
- 国内債券:6%
- 外国株式:5%
- 外国債券:9%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:5%
- コモディティ:1%
- バランス型:7%
- ターゲットイヤー型:1%
- 定期預金:24%
この1か月はとても悲しい子供がらみの事件・事故が多かったように思います。子を持つ親としては非常につらい気持ちになりました。早く明るいニュースを聞きたいものです...
後は、サイト運営しているとどうしても起こることですが、不正アクセスを試みようとした人が結構いるんですよね。
ちゃんと監視していますよ。
あまりに悪質な場合はそれなりの対応をしないとならないかなとも思っています。
まぁ、頻度の高いIPはブロックしました。
さて、切り替えて、今回も先月の日経の動きを振り返ってから見ていきましょう
先月分

意識されていそうな28500円付近を超えたことで、投資家の目線は一気に3万円を目指す方向に動いたと思います。勢いが強ければ3万を超えてくるかもしれません。ただし、3回目のトライであることや、2回目に到達した時よりも時間がかかっていることなどを加味すると、抜けない可能性の方が高いかな~と思っています。したがって、日経3万付近でいったん利確したいなというのがFP嶋的投資戦略です。
短期トライアングルの上昇ラインをチャネル下限と考えると、暫くタッチしそうにないので、買い入れるチャンスはなさそう。その前に高値チャレンジしそうなので、やはり利確が第1目標でしょうか。
iDeCo的には株価上昇に伴い債券系の商品が下がってきているので、リバランスするのもありかもしれません。とりあえず、今のところ私は動きませんが、次回の報告までには何らかの売買を行っているかもしれません。
そして今月

意外と伸びが悪く、下げてきましたね。買い入れるチャンスが出そう。というか買い入れました。
先月から今月までの間に一旦矢印の下限で、白い線と黄色い上昇トレンドライン付近に着たタイミングで買い入れを行いました。
わかりにくいかもしれませんが、9/7日の27270円付近です。
その後すぐに上がったので、良い位置で入れたかな~っと思っていたらまた下げてきてしまいました。
そして、再度黄色の上昇トレンドライにぶつかってきたので再購入の指示を出しました。週明けに約定するかな?
さて、9/19の週は上げてくるのか?上げてきてくれると良いのですがねぇ
抜けて下げるパターンも考えてはいますが、損切はしません。何せつみたての長期投資ですから。下げたら買うの一択です。
ちなみに日経3万円付近で一部を利確する予定でいます。
一方で、債券は弱っていますね。世界的にはインフレ・利上げなので仕方のない事ですが。私は債券比率がそんなに高くないのでそこまで問題になりませんが、もっと下げてくるようならリバランスもありかなと思います。
利益は出ている?
2022年9月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、820,338円です。
掛金の合計額は、732,000円ですので、12.07 %程度の利益が出ています。5年1月運用しておりますので、年利に直すと2.27%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度で、最近また増え始めてきました。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
732,000円 × 20% = 146,400円
したがって、これまでの利益は
820,338円 + 146,400円 ‐ 732,000円 = 234,738円
となります。これは、32.07%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ5.62%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
今月は実は増えていないというか掛け金が1万2千円であることを考えるとやや下げています。こういう時は買い増すに限りますね。一定額を定期預金にしているので、こんな時に株を買い増せます。
目指せ日経3万円!(一部利確目標)
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
少し前までは一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券

- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い