4回目では色使いを学んでいこうという回にしました!統計的チャート勉強はこの先です!
色の付け方って覚えてますか?
前回は四本値(よんほんね)を使って四則演算を学びました。その際plot()でcolorの色設定をしましたね。
その際.○○には様々な色があるよ!っという話をしましたので、今回は色の種類を見てみようと思います!
色の付け方は?
実はpineスクリプトでは様々な色の付け方があります。
ここで紹介するのは以下の3つ
- color.○○
- color.new(color.○○,X)
- input.color()
関数だったり変数だったりしていますが、お許しください。まずはコードの例とイメージから見てみましょう
// This source code is subject to the terms of the Mozilla Public License 2.0 at https://mozilla.org/MPL/2.0/
// © FP嶋
//@version=5
indicator("カラー")
colo = input.color(#00BCD4)
plot(close, color = color.aqua)
plot(close[1], color = color.black)
plot(close[2], color = color.blue)
plot(close[3], color = color.fuchsia)
plot(close[4], color = color.gray)
plot(close[5], color = color.green)
plot(close[6], color = color.lime)
plot(close[7], color = color.maroon)
plot(close[8], color = color.navy)
plot(close[9], color = color.olive)
plot(close[10], color = color.orange)
plot(close[11], color = color.purple)
plot(close[12], color = color.red)
plot(close[13], color = color.silver)
plot(close[14], color = color.teal)
plot(close[15], color = color.white)
plot(close[16], color = color.new(color.yellow,50))
plot(close[17], color = color.new(#FF00FF,50))
plot()の上から番号を付けたものがチャート上の色です。終値を1つずつずらして表示したものにしています。振られている番号と、[]内の数字がずれていますのでご注意ください。
color.~~
color.による色指定は16種類あるようです。fuchsiaとかmaroonやtealは日本語だとイメージしづらいと思います。それぞれ、赤紫・栗色・青緑です。
他の色は日本語でも呼ぶような色ですので何となくイメージできると思います。
color.new()
こちらは関数になったもので、引数が(色、透明度)となっています
色は前述のcolor.~~でも指定できますし、カラーコードと呼ばれる表記によっても指定可能です。
透明度は0が不透明で、100が透明(見えない)なので、その間の数値を入力することになります。
カラーコード
カラーコードは光の三要素 Red、Green、Blueをそれぞれ256段階に分けて色を指定するものです。各色256段階なので256 x 256 x 256 = 16,777,216通りの色を表現可能です。
どのように指定するかというと#○○○○○○と書きます。
○○の部分には2桁でR・G・Bをそれぞれ指定しますが、2桁で256通り示すために16進数という表記が取られています。具体的には0~9の10通りにA~Fの6通りを足して16の値を表現します。00を0と数えた時、FFは255を表します。つまり15は0Fと表記し、45は2Dと表記するわけです。わかりにくいですね。
そして、00が最も薄く、FFが最も濃い色を指定します。
したがって、
#FF0000は赤 #00FF00は緑 #0000FFは青を示します。
input.color()
input.color()はインジケーターの設定で選べるようにする関数で、今回のサンプルコードではcoloという変数を#00BCD4という色として認識してください。と指定しています。引数は色々ありますが、通常使うのはinput.color(色の初期値,”パラメーターの名前”)ぐらいだと思います。
ちなみに、サンプルとして出していたコードcolo = input.color(#00BCD4) はaquaと同じ色を示します。
今回はこのへんで!色の使い方について見てきました!これでトレーディングビューでのpine生活が楽しくなると思います!
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