今回はFP嶋のiDeCo運用について、お見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が28か月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する)
- 国内株式:33%
- 外国株式:10%
- 国内外株式:4%
- バランス型:3%
- 国内債券:3%
- 外国債券:5%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:39%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:48%
- 外国株式:20%
- 国内外株式:5%
- バランス型:3%
- 国内債券:4%
- 外国債券:5%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:10%
現在の掛け金は定期預金を多めにしております。その理由は利益が出ているから。
長期で考えると、iDeCoに選ばれる投資信託の多くは右肩上がりになりますが、当然一時的な減少は避けられません。そこで、FP嶋は損失が10%以上出ているところに定期預金から資産を移動し、リバランスを行っております。
反対に、利益が10%を超えた場合も定期預金に資産を移動させております。
こうすることで、利率を最大化させることが可能になります。こういったアセットアロケーションの調整をリバランスと言います。
リバランスは年に1回程度で十分ですが、それすらも面倒な人は「eMAXIS Slim バランス型(8資産均等型)」のような、1商品で分散できるもので運用すると良いと思います。
その場合は利益が出たら定期預金に移し、損失が出てきたら定期預金から資金を入れていってください。
利益は出ている?
2019年12月分までの掛け金で2020年1月に確認した資産額は、350,294円です。
掛金の合計額は、336,000円ですので、4%程度の利益が出ています。2年4月運用しておりますので、年利に直すと1.8%程度です。投資信託の長期運用としては妥当な水準かと思います。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
336,000円 × 20% = 67,200円
したがって、これまでの利益は
350,294円 + 67,200円 ‐ 336,000円 = 81,494円
となります。これは、24%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算すると9.75%程度ですので、銀行に預けたりするよりもはるかに利率が良いことがわかりますね。
このペースで行くと・・・?
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い