FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。
FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。
iDeCoのシステムやおすすめの口座については別の記事をご覧ください。
FP嶋はiDeCo歴が69ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。
表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。
iDeCoの設定
- 口座:楽天証券
- 掛金:12,000円/月
- 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
- 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)
アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2021/11掛金より変更・反映は12月分から)
- 国内株式:4%
- 国内債券:4%
- 外国株式:20%
- 外国債券:14%
- 海外REIT:2%
- 国内外株式:6%
- コモディティ:2%
- バランス型:10%
- ターゲットイヤー型:3%
- 定期預金:35%
アセットアロケーション(保有資産に対する)
- 国内株式:40%
- 国内債券:6%
- 外国株式:7%
- 外国債券:12%
- 海外REIT:1%
- 国内外株式:5%
- コモディティ:1%
- バランス型:7%
- ターゲットイヤー型:1%
- 定期預金:20%
日経が3万を超えて続伸中ですね! 目標額だったので利確指示だしました!約定は恐らく来週です!
G7が終わって日本が買いだ!って思われれば続伸する可能性もあるし、失望されれば下落も起こりうるかなというところ。暫くは海外株、海外債券を残して、日本株、債券は少な目にし、定期預金に多めの資金を落としていきます。
こうすることで、無駄な損失を避けて、日経が下げてきたあたりで買い戻していければいいかな~と考えています。
先月分
先月お伝えした予測通りの動きをしてきました。28500に丁度今日引っかかった感じで推移
来週上抜けるなら次に意識される高値29200付近で一度利確してみるのもありかな?っといったところ
現在は中期スパンの上昇チャネル中央付近にいるのでどちらに流れてもおかしくないかなという非常に難しい状況 28500付近で利確するのもひとつの手かもしれません。という事で数%利確の発注しておこうと思います。
今後も部分的な利確を繰り返していくと思います。
また、国債系が下がっているので、一部利益が大きく出ている部分から国債系にリバランスを行いました。
今後日経は3万円を超えてくる可能性も十分あるとは思うのですが、28500を超えてきたら利益は確保して、25000~27000付近へ下げてきたところで買い増しを検討したいと思います。
そして今月
意識されていた29200付近を超えられたことで一気に伸びてきましたね!先月お伝えした通りの値動きでした!
したがって、こちらもずっと言っていたことですが、日経3万を超えたタイミングで保有する日本株系の投信をほとんど利確しました。国債または定期預金に利益を移動させています。リバランスの一種だと思っていただければ良いです。
さて、今後の日経の動きですが、正直わかりません。。。 恐らくですが、メディア(週刊誌等)は今後も日本経済は安泰で日経は5万を目指す!(言い過ぎかもしれませんが)などと煽って、新NISAもあって投資をもうプッシュしてくるでしょう。
我々はそういった素人さんがどんどん入ってくる市場を「トレンドの末期」と考えています。
したがって、そろそろ上昇トレンドは終わりかな~と思い始めています。 まぁ勿論まだまだ上に行く可能性を否定する気はありませんが… この2年間レンジ相場であったことを考えると、上昇圧力はそこまで高くないのかなとも思います。物価高、低賃金 果たして経済は明るいでしょうか?
一方 海外では暗号資産取引所の破綻や、銀行の破綻が続いています。
また、アメリカの物価上昇も緩やかになってきました。つまり、金利上昇が効いてきて、経済はブレーキがかかってきています。一気に破綻することは無いと思いますが、1~2年かけて徐々に下落していくと予想していますので、積立額をセーブし、経済縮小に強い国債系投信を残しています。
まぁ勿論ガンガン上がって相対的に損する可能性は否めません。
利益は出ている?
2023年5月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、946,796円です。
掛金の合計額は、828,000円ですので、14.35 %程度の利益が出ています。5年9月運用しておりますので、年利に直すと2.36%程度です。投資信託の長期運用としては通常の振れ幅程度ではあります。
また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。
iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。
実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。
828,000円 × 20% = 165,600円
したがって、これまでの利益は
946,796円 + 165,600円 ‐ 828,000円 = 284,396円
となります。これは、34.35%程度の利益が出ていることになります。
年利に換算するとほぼ5.27%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。
日経はいったん利確、SP500系も利確で良さそうな気がしますが、こちらはそのままにしています。さぁ今後どうなりますかね。
iDeCoって怖いのかな?
怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!
iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。
私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。
その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。
おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。
2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。
このペースで行くと・・・?
コロナが始まったころに一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。
運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。
- 掛金合計:5,472,000円
- 予測資産合計:7,743,460円
- 還付税額:1,094,400円
- 総計:8,837,860円
60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。
長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。
30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。
50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。
FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。
松井証券
- 厳選商品のみ!
- 低信託報酬!最大で0.82%程度!
- eMAXIS Slim バランス型がある
マネックス証券
- パッシブもアクティブもある
- 少なすぎず多すぎない商品数
- eMAXIS Slim バランス型がある
- ロボアドバイザーが使える
楽天証券
- 商品数多め
- 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
- やや信託報酬は高め
SBI証券
- 商品数が多い
- eMAXIS Slim バランス型がある
- 信託報酬が安いものが多い