FP嶋のiDeCo運用について、定期的にお見せします。

FP嶋は楽天証券にてiDeCoを運用しております。

iDeCoのシステムおすすめの口座については別の記事をご覧ください。

FP嶋はiDeCo歴が79ヶ月です。これまでの掛け金と、利益について見ていきましょう。

表の掛け金と、実際の掛け金は異なりますが、手数料等が引かれているためです。

iDeCoの設定

iDeCoの設定
  • 口座:楽天証券
  • 掛金:12,000円/月
  • 初期費用:2,777円(2019年10月以降消費税増税に伴い2,829円へ変更)
  • 運用手数料:167円/月(2019年10月まで)、171円/月(2019年10月以降)

アセットアロケーション(現在の掛金に対する:2024/3月分より)

  • 国内株式:10%
  • 国内債券:4%
  • 外国株式:23%
  • 外国債券:10%
  • 海外REIT:2%
  • 国内外株式:11%
  • コモディティ:2%
  • バランス型:10%
  • ターゲットイヤー型:3%
  • 定期預金:25%

アセットアロケーション(保有資産に対する)

  • 国内株式:4%
  • 国内債券:15%
  • 外国株式:10%
  • 外国債券:13%
  • 海外REIT2%
  • 国内外株式:5%
  • コモディティ:1%
  • バランス型:8%
  • ターゲットイヤー型:1%
  • 定期預金:42%

前回の記事で少し触れましたが、今回から少し株式比率を上げています。まぁまだ、定期から持ち替えるほど下げていないので、半分近い定期預金が残っていますが…

暫くは日経平均は停滞するのかな?という見立てですが、日銀が金利にたいしてどう動くのか…

一般に金利が上がると、株価は上がりづらくなります。理由は、企業がお金を借りにくくなって、事業拡大がしにくくなるからです。と、一般論では言われているわけですが…正直、経済的セオリーって大体実態を反映しないというか、数年スパンで見てそうかもしれない・・・程度の動きになっちゃうものです。

その間に何度も金利は見直されますので、ほんとにそれが効いたのかどうか、良くわからん・・・ってなります。

それはさておき、今回も前回の振り返りから

先月分

一月は揉んでいたんですが、2月に入ってどんどんと伸びましたねぇ。バブル高値も超えたようで、猫の日としては最高額という事ですね…

さて、バブルっぽい高値なわけですが、バブルがはじける要素はないというか、そもそもなんでこんなに株高なの?ってくらい市民の暮らしはきついわけですが、4月の春闘で賃上げがグーンとくればもっと上がる…なんてことも十分考えられる訳で…

心理節目の4万円に対して市場がどう反応するのか… 2-3月はそこが見どころでしょうか。

新しく作ったチャネルラインも上限を突破しているので、まだまだ伸びる…なんてこともあるかもしれません。

そして今月

前回提示していたように、チャネルラインを超えているので、高みを目指し、心理節目の4万円で利確の動きが出たのでしょうか、少し下げました。チャネルラインの上限で反発して、また高値を目指し始めました…さて、どうなる事か…

春闘的には賃上げは多くの企業で満額回答。したがって、消費は増える方向に行くでしょうから、企業業績も恐らく上がりますので、株価もアゲアゲ~っとなる可能性は否めません。

もちろん一気に上げすぎてしまった事と、白い四角に囲まれた値動きを考慮すると、上昇の割合としては上限付近。

したがって、横横のレンジ相場か、緩やかな下落局面…を想定していますが、新NISAの力か、投資に大量のお金が動いていますので、まだまだグングン~の否定は難しいですね。一応少額ながら、国内外の株式に少しづつ入れていくスタンスにしています。

利益は出ている?

2024年3月分までの掛け金・手数料・損益を加味した資産額は、1,124,626円です。

掛金の合計額は、948,000円ですので、18.63 %程度の利益が出ています。6年7月運用しておりますので、年利に直すと2.63%程度です。最近は誤差が大きくなってきましたが、こちらは単純に資産額を掛金合計で割った利益に対して、年利に変換したものです。

月々増加する積立額に対しての運用益という意味での、純粋な資産増としては年利5%程度になっているものと思われます。

また、初年度は4か月で、48,000円の掛け金、次年度以降は144,000円/年で掛け金を支払っております。

iDeCoは掛け金のすべてが所得控除されます。したがって、掛金に対する所得税、住民税が還付されます。

実際の還付額を示すと、収入が推測されてしまうので、ここでは所得税10%、住民税10%として計算してみます。

948,000円 × 20% = 189,600円

したがって、これまでの利益は

1,124,626円 + 189,600円 ‐ 948,000円 = 366,226

となります。これは、38.63%程度の利益が出ていることになります。

年利に換算するとほぼ5.1%程度ですので、iDeCoとしてのうまみが出ていることになります。

今後も報告していきます!

iDeCoって怖いのかな?

怖いと思うようであれば、iDeCoの資金をすべて定期預金にしましょう!

iDeCoでは投資信託以外の商品として定期預金も選べます。利益はありませんが、その場合は掛け金の所得税・住民税の控除分の恩恵を受けることができます。したがって、基本的には黒字が続きます。

私は利益を大きく取りたかったので、株式比率を75%と大きくし、債券比率を10%にしていました(2020年3月まで)。その為、コロナショックでそこそこのダメージを受けましたが、むしろチャンスと考え、下がった投信をiDeCo定期預金を利用して購入しました。

その結果、日経平均はV字回復を見せたため、また、利益が出てきました。

おすすめの比率は株式50:債権50です。大きくは増えませんが、安定しています。

2020年3月コロナショックの下落を受けて、私も少し保守的な債券比率を上げたポートフォリオに変更しました。

また2023年に入り、日経が3万円に入ったところで、一旦、日本株系投信は利確し、エントリータイミングをはかるうえで、定期預金に多くのお金を入れています。

このペースで行くと・・・?

コロナが始まったころに一時的な下落で大きな損失がありましたが、やはり回復してきました。

運用益年利1.8%、節税分が掛け金の20%とし、大学卒業後就職し、22歳から60歳までの38年間積み立てた場合で考えてみましょう。月の掛け金は12,000円とします。

  • 掛金合計:5,472,000円
  • 予測資産合計:7,743,460円
  • 還付税額:1,094,400円
  • 総計:8,837,860

60歳時点で約900万円の老後資金を貯めることができます。もちろん還付された税金を使わず、貯めていることが必要です。合計額としては61%増が見込めます。

長期投資はとにかく早く始めることが重要です。2020年に新社会人となる人は特に早めにiDeCo口座を開設するようにしましょう。コロナで色々と大変な時期ではありますが、最初が肝心です。

30代~40代もiDeCoは基本的にお得ですので、始めましょう。

50代ではデメリットも出始めます。iDeCoの開始には慎重になりましょう。

FP嶋おすすめのiDeCo口座は以下の4つです。

松井証券

  • 厳選商品のみ!
  • 低信託報酬!最大で0.82%程度!
  • eMAXIS Slim バランス型がある

マネックス証券

マネックス証券
  • パッシブもアクティブもある
  • 少なすぎず多すぎない商品数
  • eMAXIS Slim バランス型がある
  • ロボアドバイザーが使える

楽天証券

楽天証券
  • 商品数多め
  • 楽天スーパーポイントで投資信託が買える!
  • やや信託報酬は高め

SBI証券

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券
  • 商品数が多い
  • eMAXIS Slim バランス型がある
  • 信託報酬が安いものが多い

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