今回はチャートの見方について解説を行っていきます。
これから投資を始めたい人は、FXにしろ株にしろ、短期から長期の値動きを見て、今後どうなっていくかについて考えていく必要があります。
その際に参考になるのが「チャート」
今回は本当に初歩の初歩から見ていきます。
ローソク足の分析についてはこちら
チャートとは
ある通貨ペアの価格変動を時間に合わせて表記したものです。記述の方法は概ね3つです。実際は多くの記載方法がありますがMT4のデフォルトでは3つの方法が選べます。
その記載方法は以下の3つ
- バーチャート
- ローソク足
- ラインチャート
高値・安値・始値・終値がわかるように書かれるのが上の2種類、バーチャートとローソク足チャートです。
ローソク足に関しては、終値が始値よりも低く、価格水準が低下した時は陰線と呼ばれています。この図では黒く塗られたローソク足のことです。色や塗りつぶしの有無は自分で設定することができます。
白抜きのローソクは陽線と呼ばれています。始値よりも終値の価格水準が高い場合に使います。
一方、終値のみに注目しているのがラインチャート。
高値や安値の情報は完全に消去した終値のみを繋いで書いたチャートです。
終値は特に意識される数値とも言えますので、ラインチャートでトレードされる方もいらっしゃいます。
チャートの見方
上図はローソク足で記載されたMT4のチャートです。ユーロとドルの通貨ペアEURUSDを示しています。
価格水準を縦軸にとって、横軸は時間の流れを示しています。ここでは1本のローソク足は1時間の流れを示していると考えましょう。
そうすると、1時間の中の値動きはローソク1本で示されます。具体的には0:00時の価格は始値として記載され、1:00時の時間に終値となり、大幅な値動きがそのタイミングでなければ、次のローソクの始値と同じになります。
そして、0:00~1:00の間の価格推移の中でもっとも高かったものが、高値として上のヒゲで表され、もっとも安かった値が、安値として下のヒゲで表されます。
通貨ペアは沢山ありますが、いずれのペアであっても、左の通貨の価値が高くなると、価格水準は上昇し、右側の通貨の価値が高くなると、価格水準は低下します。
ロングとは「買い」のことで、ショートとは「売り」のことを指します。したがって、EURUSDを買えばローソクが上に伸びていくと利益となり、EURUSDを売れば下に伸びた時に利益となります。
言い換えるなら、上に行くときは、EUR高、USD安、下に行くときはEUR安、USD高となります。
今回、ローソク1本は1時間内での価格変動を示していますので、24本で1日分の値動き、120本で1週間(5営業日)の値動きを表しています。
以上のように、チャートを見れば、これまでの価格推移がわかるわけですね。
チャートはどうやって活かすの?
まず、過去の値動きから、今後どのような動きをするかを考えることができるようになります。
大雑把にとらえると、上昇の流れと下降の流れが見えると思います。実際にこの流れに乗って利益を出すためにはそれなりの知識と経験が必要になりますが、チャートを見ることでこのように予測が可能になってくるわけです。
とくにチャートソフトの良いところは過去の流れを見ることができるところ。自分で、「こうなった時流れが反転する!」というような仮説を立てて、過去のチャートからそれがどのくらい確からしいかを検証することができます。この作業がFX等では非常に大切です。
そういった面を加味して考えるなら、チャートの読み方を知るということは非常に大切です。
今後、当サイトでも、チャートを利用して、価格推移を予想する方法について記載していこうと思います。
しっかり勉強して、長い期間で考えれば、利益はそれなりに手に入れられます。
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